歴史検定3級|1歳児子育て中の主婦が合格した日本史勉強法

歴史検定3級勉強法

2021年11月に歴史検定の日本史3級を受験し、無事に合格しました!

この記事では

  • 歴史検定3級のレベル感
  • 歴史検定の勉強方法

をご紹介します!

主婦がなぜ歴史検定を受けたか気になる方もどうぞご覧ください!

目次

歴史検定3級(日本史)のレベル感

高校で学ぶ基礎的な歴史知識を問う試験です。

社会人や高校生が自分の歴史知識を試すのに最適です。

歴史能力検定公式HPより
つる

高校の基礎レベルってどれくらいやねん!

と思わずにはいられません。
以下の問題が高校基礎レベルです。


設問 将軍直属の家臣である(a)旗本・御家人は、俗に「旗本八万騎」と呼ばれたように、当初は軍事的役割が重視されていた。…

問 下線部(a)の旗本・御家人について述べた文として誤っているものを、次の1~4のうちから一つ選べ。
1. 旗本は将軍に謁見を許されたが、御家人は原則として許されなかった。
2. 旗本・御家人には、江戸時代を通じて一般的に知行地が支給され、大名と同じく江戸と国元1年交代を原則とした。
3. 江戸の町では、身分ごとに居住する地域がはっきりと区分された。旗本・御家人は町人に比べると少人数だが、より広大な武家地を割りあてられた。
4. 旗本・御家人の家では戸主の権限が強く、財産や家業は長子を通じて子孫に継続されるのが一般的であった。

歴史能力検定公式HPより

さて、いかがでしょう?(文章が長い…)

正解は 2.旗本・御家人には、江戸時代を通じて一般的に知行地が支給され、大名と同じく江戸と国元1年交代を原則とした。 誤りです。(誤っているものを選択する問題です!)

私が勉強を始める前にこの問題を解いたときは、、間違えました。笑

それでも合格できたので、今は解けなくても大丈夫です!

歴史検定3級(日本史)の勉強方法

では、実際の勉強方法をご紹介します!大きく4つのステップです。
ポチっとしたらそのステップに飛びます

以下で詳しくみていきます。

【STEP1】日本史の大きな流れをつかむ

歴史検定はどの級も5つの時代区分ごとに10問ずつ出題されるので、苦手な時代を作らないことが大切です。

そのために、まずは日本史全体の流れを掴むことから始めましょう!
さらっと復習するだけでも、自分の日本史の知識を呼び起こすのには最適です。

私はYouTubeと本でこの作業を行いました。

オススメYouTube ※1時間強の動画です

YouTubeで「日本史 流れ」と検索して上位表示された動画です。
主に受験生へ向けた動画なので、まさに歴検3級レベルの知識がテンポよく説明されています。

オススメ本

この本の良いところは、

  • 各時代の施政者(天皇・将軍・総理大臣)ごとの経済と社会の状況が説明されていて
  • 時代と時代をつなぐストーリーが分かりやすく
  • 年号の表記が一切ない

ので歴史の流れを掴むことに最適化されていることです!
教科書のように時代ごとに文化史や世界の状況といった、流れを掴むにはノイズとなる情報が省かれています。

歴検を受験しなくても、大人の教養として日本史を勉強したいという方にもオススメの1冊です!

【STEP2】過去問を解く

敵を倒すには敵のことを知るのが一番です!
そのために、過去問を有効活用しましょう。

残念なことに歴検には公式の過去問しかなく、しかも1冊に全部の級の問題が掲載されているのみなので、特定の級を複数回解くには過去問を数冊買う必要があります。

しかし、1冊あれば3級に合格できるレベルまで達することができると思います。

以下で、過去問の活用方法を紹介します。(タップすると開きます)

【STEP3】苦手分野を把握し、つぶす

過去問を解いていると自分の弱点が見えてくるので、その弱点をつぶすことが何よりも大切です。

ノートにまとめる、動画を見る、史料集で確認する など
自分に合った方法で記憶に定着させましょう!

私が良かったと思う動画は、YouTubeの映像授業Try ITチャンネルのテーマごとの短編動画です。
苦手分野だけ重点的に勉強することができます。

混同しやすい江戸時代の三大改革も分かりやすく説明されています!

【STEP4】とにかく問題を繰り返し解く!

過去問を一通り解いたら、あとはしっかり定着するまで問題を繰り返し解きます。

問題を覚えてしまっても構いません。
解答を覚えてしまっても構いません。

ただ、「なぜその選択肢を選ぶか」という理由付けは必ず行うよう心掛けてください。

そうすることで、どのような角度から問われても解答がしやすくなります。

センター試験や共通テストを解いていいですか?

歴史知識全体のレベルアップを図る、苦手な分野や時代を知る、という点ではセンター試験・共通テスト(以下共通テスト)の活用もアリだと思います!私も2回ほど解きました。

しかし共通テストには初見資料からの読み取りなど歴史の知識以外の力も問われる独特の問題が多く、比較的シンプルな問題構成の歴検と比べて問題を解く負担が大きいと思います。

共通テストの問題は手に入りやすいので参考程度に挑戦しつつ、あくまで過去問をベースに知識を固めていくのがよいでしょう!

つる

新しい問題をどんどん解くのもいいけど、絶対解ける”お守り問題”があると試験前でも焦りが少ないで!

歴史能力検定3級(日本史)の概要

歴検に少しはご興味がわきましたか?
試験概要は以下です。

試験日程:毎年11月下旬(年に1回。6月ごろに申込開始)
試験会場:全国30会場
受験料 :4,900円
レベル :高校で学ぶ基礎的な歴史知識
受験資格:なし
出題形式:50分50問 四肢択一

歴検日本史は1~5級まであり、レベルに合わせて併願も可能です!

詳しくは公式HPでチェック!(新しいタブで開きます)
http://www.rekiken.gr.jp/index.html 

「個人受験実施概要」をご覧ください

主婦が歴史検定を受験した理由

つる

そもそもなぜ主婦の私が歴検を受験したかお伝えしましょう!興味のない人はスルーで!

歴検を受験した理由1:メリハリのない生活に刺激がほしかった

私は未就学児を育てる主婦ですが、私の場合は毎日のルーティンをいかに穏やかに終えられるかに必死になって、近視眼的になってしまいがちです。

だから、一日が終わると

「今日、何してたんだろう???」

と思うこともしばしば。

いや、家事して育児してるんですけどね!(めっちゃ手抜きだけど)(それでも毎日偉いぞ私!)

そんな日々から脱出したくて、何か目標を決めて取り組もう!と決めたのが歴検でした。

締め切りギリギリで申し込んでから3ヵ月、最初の1ヵ月半くらいは本を読むだけで満足していましたが、後半は1日に数時間時間を作って問題を解いていました!

何かをするために時間を作る=家事と育児から解放される

この時間を作ることで生活にメリハリをつけることができました。

勉強でなくても、自分の時間を作ることは大事ですよ奥さん!!!

ちなみに、同じような動機で簿記3級も受験しました。

\勉強方法をまとめています/


教養としての勉強にちょうどよい

私は学生のころから歴史が好きで、大学入試も日本史で受験しましたし、御朱印も集めています。

けれどどちらかというと詰め込み式で単語を覚えてしまい、歴史の流れや出来事の原因(なぜ〇〇の乱は起こったかなど)の学びが薄かったことがずっと気にかかっていました。

歴史検定3級であれば社会人の歴史知識の確認にもピッタリとのことなので、大人の学び直し、教養として無理なく歴史の勉強ができそうだなと思いました。

つる

勉強が楽しかったので、2022年は2級(高校上級レベル、記述アリ)に挑戦する予定です!

まとめ

歴史検定は、高校で学ぶ基礎的な歴史知識を問う試験!主婦でも3ヵ月で合格できます。

歴史検定の勉強方法は

歴史検定3級 合格への4STEP

【STEP1】日本史の大きな流れをつかむ
【STEP2】過去問を解く
【STEP3】苦手分野を把握する
【STEP4】とにかく問題を繰り返し解く!

でした!

歴史検定に興味を持った方はお声かけください!
勉強仲間を募集中です♪

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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