こんにちは、つるです。
とある田舎で専業主婦をしています。
田舎の特権といいましょうか、私の家には畑があります。
大家さんが兼業農家さんなのでそのご指導のもと作物を色々と育て、プチ自給自足生活をしています。
今回はみなさん大好き!
じゃがいもを植えてみました。
4月頭に植えると、6月には収穫できるそうですよ。

え、じゃがいも?
素人に育てられるの?
どうやって栽培するの?
…ってか畑があるの⁉︎
驚かれるポイントは多いかと思いますが(笑)
じゃがいもがどのように栽培されるかをご存知ない方も多いと思うので、ご紹介したいと思います!
用意するもの
畑以外はホームセンターで購入できるものばかりです!
- 畑(今回は1畝3m×1.3m)
- 肥料(鶏糞など)
- 種芋×5(畝の長さに合わせて数を調整してください)
- 灰(種芋の切り口に付けます)
- 黒マルチ※
- その他(軍手、スコップなど)
※黒マルチとは、畑にかかっている黒色のビニールシートのことです。畝を温かく保ち、雑草予防にもなります。100均に売っている場合もありますよ。
(余談ですが、100均は土やプランターや種などの園芸用品がひと通り揃っています)


今回はなんと、芋も肥料も必要なものは大家さんが譲ってくださいました♪



ありがたすぎる〜
では、具体的な作付けの手順を説明します。
【手順1】畝の準備
まずは畝の準備をします。
1.畝をつくる
だいたいの畝の幅を決め、クワで土を盛り、平らに整えます。


私はクワの扱いに慣れていないので、どうしても畝の形がイビツになってしまいます。
高さも均一ではないですが気にしません!盛り上がっていればOK!というスタンスです。
2.畝の中心に溝を一列掘る
3.堀った溝に肥料(鶏糞など)を入れる
肥料を入れたら上に土をかぶせ、山になるように畝を整えます。
最初よりは細長い畝ができあがります。


肥料を一番下に入れると、じゃがいもの根が伸びて養分が必要な時にちょうど肥料にたどり着きます!
4.黒マルチをかける
畝より長めにマルチをかけ、端がめくれ上がらないよう注意しながら土をかぶせて止めます。
しっかり土を乗せておかないと、風でマルチが飛ばされる場合があるので注意してください。


黒マルチはロール状です。作業は2人以上で行うことをオススメします!
ひとりが端(起点)を押さえ、もうひとりがマルチを伸ばしていくとスムーズです。



畑作業を一緒に楽しめる人がいるといいですね♪
5.マルチに穴をあける
種芋の数だけ、均等に穴をあけます。
穴と穴の間は30cmほどあれば十分です。
スコップの半分ほどが埋まる深さに掘ります。


穴が深すぎると芽が出にくくなってしまうので注意!
これで畝の準備は完了しました!
【手順2】種芋の準備
続いて、種芋(たねいも)の準備です。
「種芋」とは、種や球根のように植物の成長のもととなる芋のことです。
スーパーで買ってきたじゃがいもを放置していると、芽が出てきますよね。そこからつるが伸びていくのです!
1.種芋を入手する
年あけから4月中旬ごろまでホームセンターで購入できます。数百円です。
※地域によります
2.種芋を半分に切る
種芋には小さい芽が出ているので、潰さないように半分に切ります。
じゃがいもの芽は上に上に伸びて行きます。
丸ごと埋めて下の部分が無駄になってしまわないよう、半分に切ります!
3.切り口に防腐のための灰をつける
切り口は濡れているので、スタンプの様に押し付けるだけで灰は付着します。
4.数時間乾燥させる


私は牛乳パックの上で種芋を切り乾燥させました。
植え付けが終われば牛乳パックを捨てるだけなので、片付けが楽チンです♪
【手順3】植えつける
準備が整いました。
では、種芋を植えちゃいましょう!
1.穴に芋を入れる
種芋の切り口が下、芽が上になるように植えます。
2.土をかぶせる
種芋の頭が隠れるように土をかぶせます。


以上です!!!
今後のお手入れ
水やりは、植えた直後から不要です!
ちょっと驚きですが、水が多いと腐ってしまうそうです。
そしてGW前には追肥をします。
あとは、ひたすら放置でOK!!!
感想
初めてじゃがいもを植えましたが、作業1つ1つは単純なものばかりでした。
大家さんの指示のもとスムーズに作業ができたので、作業時間は畝作り(土を盛る作業)を除くと30分程度だったのは拍子抜けです。
「こんなに簡単なのに、ほぼ放置するだけでじゃがいもが獲れるなんて最高…」
と思えるのも“じゃがいもの芽は上に伸びていく”とか“切り口には灰を付けると良い”といったことに気付いた先人たちの知恵のおかげですね。ありがたや。
なにはともあれ無事に育ちますように!
みなさんにも成長を見守っていただけると嬉しいです。
つる
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