観てきました『呪術廻戦0』!!!
いや~良かった。興奮冷めやらぬうちにレビューを書いてみようと思います。
まずは私の呪術廻戦レベルですが、完全に初心者です。
- 原作未読。
- 映画の原作未読。
- アニメ1期、2期視聴済。ただし家事育児をしながらのながら見でほとんど記憶にない
- 主要メンバーの名前と「敵の名前は夏がつく人」の認識がある程度。

これでよく観に行ったもんだ…
が、
そんな私でも大いに楽しめました!
とっても満足!!!
この記事では、呪術廻戦を知らないけど映画を観ようか迷っている方の後押しができればいいなと思っています!
レビューですが固有名詞はほとんど出していません。フラットな気持ちでみていただけたら嬉しいです。


『呪術廻戦0』初心者でも楽しめる理由
『呪術廻戦0』はアニメシリーズの前日譚(数年前)です。
共通するキャラクターもいますが、映画単体で完結しているので「1本の映画」として観ることが可能です。
分かりやすく厚みのあるストーリー
主人公のバックグラウンド紹介→仲間との出会い→敵との対峙
というストーリーの大きな流れが分かりやすく、展開に無理がないので初心者でも話について行きやすかったです。
呪術廻戦の世界はダークでややこしそうなイメージがありますが、基本的な世界観はくみ取りやすいので、素直にストーリーを追えば映画の内容は理解できます。
しかし、展開が分かりやすい=軽い印象 ではないのが『0』の魅力。
心理描写が丁寧なので主人公の心の動きが分かりやすく、精神的な変化や成長を実感しやすいです。
主人公の成長とともに呪術廻戦の世界への理解も深まり、映画へ没入していけます。
また呪術の世界や各キャラクターのバックボーンなどの必要な情報は劇中で提供されますが、随所に様々な伏線がほのめかされることで想像がかきたてられるので、映画に厚みをもたらしてくれます。
キャラが個性的で魅力たっぷり
バトル系少年漫画が原作なのでそれなりに登場人物が多いですが、誰もがみんな個性的なので覚えやすいです!
特に主人公の仲間たちはキャッチーなキャラ揃いなことに加え、主人公と絆を深めるシーンがわりとじっくりあるので、登場人物を覚えるのが苦手な方でも特徴や魅力をしっかり把握できると思います。



私はキャラの名前をすぐに覚えられないタイプですが、キャラ把握が容易でストレスフリーでした。笑
でも、個性が強いからといってくどくならないのがすごいところ!
はっきりは描写されませんが、敵も味方もみんなどこか「影」や「事情」「背景」がある。
だから敵であっても共感したり理解したいと思えるところに登場人物への愛着が生まれるからだと思います。
それが作品全体への理解にも繋がるのかなと思いました。
個性的な仲間たちと比べ主人公は没個性的ですが(ファンの方スミマセン!)、アクが強いキャラとの対比により、ストーリーが進むにつれ主人公の輪郭が逆にはっきりしてくるのもこの映画に引き込まれる理由の一つだと思います。
美しい作画、迫力ある戦闘シーンに惹き付けられる
映画の予告動画だけでも分かりますが、画面に映る映像がひたすらに美しかったです。
予告動画はコチラ
キャラはもちろん、ザコ妖怪までめっちゃ丁寧に書かれてます…気合入ってんな。
際立つのはやっぱり、五条悟の瞳ですよね…
あれは反則やで。吸い込まれそう。



…はぁ。
そして物語の醍醐味と言える戦闘シーンの迫力のすごいこと!
作画、色彩、光、カメラワーク…スタッフさんの熱量を感じました。
これはぜひ映画館の大画面で味わっていただきたいです!
『呪術廻戦0』初心者が観る前に気を付けること
『呪術廻戦0』は初心者さんでも大いに楽しめますが、気を付けておくべきこともあります。
鑑賞の際にはアタマのすみっこで意識しておいてください!
難しい言葉にとらわれない
タイトルからすでに難しそうな雰囲気プンプンな「呪術廻戦」。
聞き慣れない言葉、意味が分からない言葉が聞こえてきても気にせずストーリーの大きな流れを掴むことを意識して観ることをオススメします!
どんな映画にも言えることですが、言葉を聞き漏らしている間にもストーリーは容赦なく進みます。
言葉にとらわれてしまうと話に付いていけなくなって、その結果、映画自体に消化不良な印象を持ってしまいます。
呪術廻戦の場合は、じゅそし(呪詛師)、じゅごん(呪言)など、難しい言葉のオンパレードです。
アニメをちゃんと観たことがある方は問題ないかと思いますが、私のようにアニメを真剣に観ていなかったり、前知識なしで映画を観に行こうとしている方はご用心。
「え、何て言った???」
そう思うことが何度かあるでしょう。
何なら聞き取れても意味が分からない言葉もままあります。笑(漢字で読んで初めて分かることもありました)
自分の知識不足を後悔しない
劇中には、アニメシリーズ(映画から数年後)の伏線だろうなというシーンがいくつかありました。
逆に、アニメでは描かれていなかったのでは?というシーンも含まれています。(アニメの記憶が曖昧なのであくまで推測ですが。笑)
「アニメをしっかり観ていたら繋がりや背景に気付けて面白く感じるんだろうな」と思うこともありましたが(なんてニクイい演出!)、鑑賞中はあれこれ考えず映画の世界に浸りましょう!
きっかけは何でもいい。観て。
私が『呪術廻戦0』を観に行ったきっかけは、年末にハマったこの動画でした。
「あなたのキスを数えましょう」で有名な小柳ゆきさんが、アニメ呪術廻戦のOPテーマ「廻廻奇譚」(かいかいきたん)をカバーしたものです。
年末に初めて聞いてひと目惚れ(ひと聴きホレ?)。
小柳ゆきさんの美しい歌声とジャズ調の編曲、大人な雰囲気が最高!あと、歌詞が聞き取れる!!!
アタマの中でずっと流れていたところに、映画好きな義弟から「めっちゃ良かった」とオススメされ、単純な私はアニメの復習もせず映画館へ突撃したのでした。笑
見事撃沈…ハマりまして、最近はアニメを観返す日々であります。アニメを観てたのにアニメ曲のカバー動画がきっかけで映画館に行くことになるとは!笑
でもいいんです。きっかけは何だっていいんです。
『呪術廻戦0』
ぜひ観てね!!!
映画の原作はコチラ


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