歴史の勉強をするときにオススメなのが、
歴史小説を読むことです!
教科書ばかり読んでいては、どうしても暗記がちな勉強になってしまいます。
しかし、歴史上の人物の人生をストーリーを通じて知ることで、
人物への親近感がわいたり、その時代への理解が進みます!
史実とは違う場合もありますが、それはいったん横へおいて、エンタメとして楽しんじゃいましょう!
歴検の勉強についてはコチラの記事をご覧ください

燃えよ剣
ひとことあらすじ
新選組、土方歳三の生き様を描いた司馬遼太郎の有名小説!

歴史小説と言えば司馬遼太郎!
司馬遼太郎デビューにぜひどうぞ♪
公式あらすじ
幕末の動乱期を新選組副長として剣に生き剣に死んだ男、土方歳三の華麗なまでに頑な生涯を描く。武州石田村の百姓の子“バラガキのトシ”は、生来の喧嘩好きと組織作りの天性によって、浪人や百姓上りの寄せ集めにすぎなかった新選組を、当時最強の人間集団へと作りあげ、己れも思い及ばなかった波紋を日本の歴史に投じてゆく。
「竜馬がゆく」と並び、“幕末もの”の頂点をなす長編。
新潮社HP
おすすめポイント
- 土方歳三が新選組の「鬼の副長」と呼ばれるまでの姿を知ることができる
- ちょっとラブがありキュンとする
- 上下巻でさくっと読める
- 長州、薩摩、幕府…ややこしい幕末の動乱の動きが分かる
2021年には岡田准一さん主演で映画化されました!



気合が入りすぎてるキャスト…!
残念ながら、まだ配信はされていないようです。(2022年3月現在)
天地明察
ひとことあらすじ
日本独自の暦(こよみ)作りに情熱をかけた男の物語



作者の冲方丁(うぶかた とう)さんはSF、ファンタジー、アニメ脚本も手掛ける人気作家さんです!
公式あらすじ
徳川四代将軍家綱の治世、ある「プロジェクト」が立ちあがる。即ち、日本独自の暦を作り上げること。当時使われていた暦・宣明暦は正確さを失い、ずれが生じ始めていた。改暦の実行者として選ばれたのは渋川春海。碁打ちの名門に生まれた春海は己の境遇に飽き、算術に生き甲斐を見出していた。彼と「天」との壮絶な勝負が今、幕開く――。
KADOKAWA HP
おすすめポイント
- 教科書でさらっと出てくる渋川春海(安井算哲)の偉業を学べる
- 暦の大切さが分かかる
- 幕府が絶対的な存在だった時代に、科学という正しさが受け入れられる過程が面白い
- 主人公がひたむきに努力する姿がまぶしい
『天地明察』も映画化されています!
なんとこちらも岡田君…!
マンガもあるので、マンガ好きの方にもオススメです!
全9巻です。
光圀伝
ひとことあらすじ
水戸黄門でおなじみの水戸光圀(みつくに)がヤンチャしてた若かりし頃のお話



こちらも冲方丁さんです!
公式あらすじ
「なぜあの男を自らの手で殺めることになったのか」――老齢の光圀は、水戸・西山荘の書斎でその経緯と己の生涯を綴り始める。
父・頼房の過酷な“試練”と対峙し、優れた兄・頼重を差し置いて世継ぎに選ばれたことに悩む幼少期。血気盛んな“傾奇者”として暴れる中で、宮本武蔵と邂逅する青年期。やがて文事の魅力に取り憑かれた光圀は、学を競う朋友を得て、詩の天下を目指す――。
誰も見たことのない“水戸黄門”伝、開幕。
KADOKAWA HP
おすすめポイント
- おじいちゃんイメージしかない水戸光圀の、エネルギーにあふれた青年時代を知れる
- 主人公・光圀の精神的成長が緻密に描かれている
- 水戸藩における光圀の偉大さが分かる
- 江戸時代の「家を継ぐこと」「生まれた順番の重要性」「父子の関係」が理解できる



自分の出自にめちゃくちゃ葛藤してます!
そこに人間味が溢れていて魅力的です!
こちらもマンガ化されています!



さぁここでクイズです!



えらい急に始めるやん!
はなとゆめ
ひとことあらすじ
男性作者が描く、清少納言本人目線の人生の軌跡!



こちらも冲方丁さん…!冲方丁さんの歴史小説が好きなのです!
公式あらすじ
なぜ彼女は、『枕草子』を書いたのか――。28歳の清少納言は、帝の妃である17歳の中宮定子様に仕え始めた。華やかな宮中の雰囲気になじめずにいたが、定子様に導かれ、その才能を開花させていく。機転をもって知識を披露し、清少納言はやがて、宮中での存在感を強める。しかし幸福なときは長くは続かず、権力を掌握せんとする藤原道長と定子様の政争に巻き込まれて……。清少納言の心ふるわす生涯を描く、珠玉の歴史小説!
KADOKAWA HP
おすすめポイント
- 作品を通して平安の優美な雰囲気が伝わってくる
- 平安貴族の風習や価値観が理解できる
- 「平安時代のブロガー」と言われる清少納言の洞察力や機微を学べる
- 1冊完結なので読みやすい



男性作者が女性として物語を書くという点で、『現代版土佐日記』のようだなと思いました!



お待ちかね!ここでクイズです!



文学ジャンルとして土佐日記は「日記」、
枕草子は「随筆」です!
まとめ
オススメ歴史小説をご紹介しました!
記事を執筆しながら、読み返したいな~と思える本ばかりです。
小説を読んで、少しでも歴史に興味を持ってもらえれば嬉しいです!



ほなね~
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